横山美術館の図録の話―2017年〜2018年刊行分―
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横山美術館の図録の話―2017年〜2018年刊行分―

こんにちは、横山美術館です。

当館は2017年の開館以来、現在(2021年5月)に至るまで、11冊の図録を刊行いたしました。

noteでも刊行した年ごとに3回に分けて図録を紹介します。
ですが、続きものではないので、どの記事から読んでいただいても支障はありません。
今回は開館した2017年~2018年にかけて刊行した、4冊の図録のお話です。
目次から興味のある箇所へ飛べますので、ご活用ください。

※本記事で紹介するものも含め、当館刊行の図録はすべて上記サイトでお買い求めいただけます。


横山美術館300選

2017年10月1日の美術館開館と同時に刊行しました。当館の3,000点余り(※2017年当時)の所蔵品から、厳選した300点を収録。
「横山美術館の主要な作品を見たい!」という方は、まずはこちらをおすすめします。

日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケや、まとまった作品群を目にする機会の少ない隅田焼のほか、名古屋絵付、有田焼、京焼、瀬戸焼、西浦焼、九谷焼、萬古焼など、息をのむほど緻密で大胆な作品の数々をご覧いただけます。
美術館の簡単な紹介と、各作品の銘一覧も掲載しています。税込2,400円。


横山美術館100選

こちらも美術館開館と同時に刊行しました。当館の所蔵品から厳選した100点を収録。概要は300選と同様です。
300選より薄いですが、非常にお手ごろ価格でお求めいただけます。なんと税込800円。
輸出陶磁器入門にいかがでしょうか?各作品の銘一覧も掲載しています。


時を超え心揺さぶる カップ&ソーサー

2018年2月末に開催した「時を超え心揺さぶる カップ&ソーサー」展の関連図録です。

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表紙となった「点盛金彩薔薇図ティーセット」
名古屋絵付だと考えられます

明治・大正時代に輸出されたカップ&ソーサーは、多くが華やかで豪華な装飾がされています。しかし、コーヒーや紅茶などを飲む習慣がなかった日本人にとって、カップ&ソーサーなどを作ることは至難の技でした。大変な試行錯誤が繰り返された後、当時の技術を結集させた器の数々は海を渡り、好評を呼んで多くの人に愛好されました。

各産地で制作されたカップ&ソーサーの他に、コーヒーや紅茶、ホットチョコレートを飲むためのセット作品を246点収録。各作品の銘一覧も掲載しています。
古き良き喫茶店が好きな方にも、ぜひご覧いただきたい1冊です。税込1,000円。


愛された セト・ノベルティ展

2018年8月に開催した「愛された セト・ノベルティ」展の関連図録です。
セト・ノベルティとは、愛知県の瀬戸で作られた陶磁器製の置物や人形のこと。下のようなお人形を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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「花を摘む男女」丸山陶器、1957年頃

このような高クオリティのセト・ノベルティは大正頃から制作され、輸出陶磁器の花形として多くの作品が海外に渡り、多くの人々に愛されました。日本の職人の技が発揮された、素晴らしい工芸美術品といえる作品が多数あります。
図録では、アメリカの著名な画家、ノーマン・ロックウェルの作品をもとに制作されたノベルティを一堂に紹介するとともに、大型の人形、鷲などセト・ノベルティの秀逸な作品を、299点ご紹介。

当時の職人たちの卓越した技巧と、大小様々な作品が織りなす世界をご堪能ください。税込1,200円。

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以上、4冊の図録をご紹介しました。

コロナ禍ですので、美術館に行くのを控えている方も多いかと思います。
横山美術館に行ってみたいけど名古屋は遠い…という方もいらっしゃるかもしれません。
作品をご自身の目で見ていただきたいという気持ちもありますが、ご自宅で作品やその情報に触れられるのが、図録の良さの一つかなと思います。

ぜひ、おうちでも輸出陶磁器の美しさをお楽しみください。


他の記事はこちら

■2019年刊行分

■2020~2021年刊行分


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横山美術館

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2017年に開館した名古屋市東区にある美術館です。館内は写真撮影OKです📷 明治・大正時代に制作され海外へ輸出されていた、豪華で華やかな陶磁器を数多く展示しています。noteでは輸出陶磁器の魅力を発信に努めます!