横山美術館
2017年に開館した名古屋市東区にある美術館です。館内は写真撮影OKです📷 明治・大正時代に制作され海外へ輸出されていた、豪華で華やかな陶磁器を数多く展示しています。noteでは輸出陶磁器の魅力を発信に努めます!
横山美術館
https://yokoyama-art-museum.stores.jp横山美術館は、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器を、里帰り品を中心に展示しています。名古屋周辺で制作された輸出陶磁器、日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケ、まとまった作品群を目にする機会が少ない隅田焼など、息をのむほど緻密で大胆な作品の数々を、ぜひご覧ください。こちらでは当館が刊行した展覧会図録のほか、明治・大正時代の輸出陶磁器に関する書籍や資料を販売しております。配送料、日数に関してはFAQの欄をご覧ください。
横山美術館100選
名古屋はかつて、海外へ輸出される陶磁器生産の一大拠点でした。特に現在の名古屋市東区には、産地である瀬戸などに近いという好立地から、多くの陶磁器工場が立ち並んでいました。各産地から運び込まれた陶磁器に絵付けを施す、上絵付作業が発達する中で、“名古屋絵付” と呼ばれる豪華で華やかな作風は、海外でも人気を博しました。公益財団法人横山美術館は、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器の“里帰り品” を中心に展示しています。名古屋周辺で制作された輸出陶磁器をはじめ、日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケや、まとまった作品群を目にする機会の少ない隅田焼のほか、有田焼、京焼、瀬戸焼、九谷焼、萬古焼など、息をのむほど緻密で大胆な作品の数々を、ぜひご覧ください。本書では、3000点余りの所蔵品から厳選した100点を収録しました。美術館紹介、銘一覧も掲載しています。*A4変形、72ページ*2017年刊行
横山美術館300選
名古屋はかつて、海外へ輸出される陶磁器生産の一大拠点でした。特に現在の名古屋市東区には、産地である瀬戸などに近いという好立地から、多くの陶磁器工場が立ち並んでいました。各産地から運び込まれた陶磁器に絵付けを施す、上絵付作業が発達する中で、“名古屋絵付” と呼ばれる豪華で華やかな作風は、海外でも人気を博しました。公益財団法人横山美術館は、明治・大正時代に制作された輸出陶磁器の“里帰り品” を中心に展示しています。名古屋周辺で制作された輸出陶磁器をはじめ、日本初の洋風陶磁器であるオールドノリタケや、まとまった作品群を目にする機会の少ない隅田焼のほか、有田焼、京焼、瀬戸焼、九谷焼、萬古焼など、息をのむほど緻密で大胆な作品の数々を、ぜひご覧ください。本書では、3000点余りの所蔵品から厳選した300点を収録しました。美術館紹介、銘一覧も掲載しています。*A4変形、144ページ*2017年刊行
京焼・その技が歴史をつくる
江戸時代の京都では、雅やかな文化と精緻な技に培われた品格ある陶磁器が生まれ、つくり続けられてきました。しかし、明治維新によって首都機能が東京に移されると、上流階級も東京へ転居し、従来の高級陶磁器の購買層を失ってしまいます。そこで六代錦光山宗兵衛や九代帯山与兵衛らが海外市場に目を向け、輸出に活路を見出しました。また、松風嘉定や七代錦光山宗兵衛の主導で明治29年(1896)に京都市陶磁器試験場が設立され、エリート技師たちが当時の最先端技術をリードしていきました。明治・大正時代を中心に、伝統を守りながら革新的な陶磁器を生み出そうと研鑽を重ねた京焼122点を紹介。銘一覧も掲載しています。*A4変形、32ページ
じだいをつなぐ 近代・現代陶磁の美
大正から昭和時代にかけて工芸と工業が分化し、美術や陶芸作家という概念が生まれ、近代的な組織や設備を背景にした陶磁器の生産も始まります。窯業がそうした実用本位の大量生産に向かう一方で、鑑賞を目的とする飾り皿やフィギュアリンなど、職人技が存分に発揮された手づくりの優品も生み出されていました。陶磁器メーカーが養成した画工のなかには、西洋画の画壇でも活躍する者が現れます。名古屋で活動し、没後50年を迎えた市ノ木慶治はその代表的な存在です。大正・昭和時代に焦点を当て、クラフトマンシップが息づくプレミアムな陶磁器113点を紹介。銘一覧も掲載しています。*A4変形、32ページ
隅田焼 奇知に富んだ生命力溢れる輸出陶磁器
ハーバート・カープ/ガードナー・ポンド 著横山博一 訳明治時代に海外へ向けて輸出された隅田焼。愛知県瀬戸出身の井上良斎が、嘉永年間(1848~54)に江戸へ赴き、明治8年(1875)に隅田川沿いの浅草橋場町に登窯を築いたことから始まったとされています。記録があまり残っておらず、分かっていないことの多い隅田焼ですが、その作品群には奇知に富んだ可笑しさや、豊かな想像性・物語性が感じられます。江戸の文化を彷彿とさせる生き生きとしたモチーフは、隅田焼の特徴といえるでしょう。隅田焼に関する考察と、数多くの作品を掲載した貴重な書籍です。定価4,800円よりお値引きして、3,600円でご提供いたします。
SUMIDA ...according to us
※全文英語版ハーバート・カープ/ガードナー・ポンド 著明治時代に海外へ向けて輸出された隅田焼。愛知県瀬戸出身の井上良斎が、嘉永年間(1848~54)に江戸へ赴き、明治8年(1875)に隅田川沿いの浅草橋場町に登窯を築いたことから始まったとされています。記録があまり残っておらず、分かっていないことの多い隅田焼ですが、その作品群には奇知に富んだ可笑しさや、豊かな想像性・物語性が感じられます。江戸の文化を彷彿とさせる生き生きとしたモチーフは、隅田焼の特徴といえるでしょう。隅田焼に関する考察と、数多くの作品を掲載した貴重な書籍です。定価4,800円よりお値引きして、3,600円でご提供いたします。