横山美術館

2017年に開館した名古屋市東区にある美術館です。館内は写真撮影OKです📷 明治・大正時代に制作され海外へ輸出されていた、豪華で華やかな陶磁器を数多く展示しています。noteでは輸出陶磁器の魅力を発信に努めます!

横山美術館

2017年に開館した名古屋市東区にある美術館です。館内は写真撮影OKです📷 明治・大正時代に制作され海外へ輸出されていた、豪華で華やかな陶磁器を数多く展示しています。noteでは輸出陶磁器の魅力を発信に努めます!

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    ー横山美術館所蔵品・明治以降輸出された陶磁器を中心にー 近代陶磁器 美・技の世界

    東海地方は古くから陶磁器の名産地で、名古屋は近代陶磁器生産・輸出の一大拠点でした。2017年に名古屋市東区に開館した横山美術館は、明治・大正期に海外へ輸出された日本の陶磁器を中心に収集・展示しています。横山美術館開館5周年を記念した作品集となります。より選った名品517点をカラー写真とわかりやすい説明文を添え、産地や素材、技法の解説も加え、初心者から愛好者まで広く楽しめる内容です。
    ¥4,180
    横山美術館
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    時を超え心揺さぶる カップ&ソーサー

    明治・大正時代、驚くほどの技巧を凝らし多彩な装飾が施されたカップ&ソーサーが制作され、海外へと輸出されました。コーヒーや紅茶などを飲む習慣がなかった日本人にとって、カップ&ソーサーなどを作ることは至難の技でした。大変な試行錯誤が繰り返された後、当時の技術を結集させた器の数々は海を渡り、好評を呼んで多くの人に愛好されました。明治・大正時代に日本の各産地で制作されたカップ&ソーサーの他にコーヒーや紅茶、ホットチョコレートを飲むためのセット作品を、当館所蔵品の中から選りすぐり紹介いたします。*A4変形、44ページ*2018年刊行
    ¥1,000
    横山美術館

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記事一覧

「幻の陶磁器」とよばれたコラレン

Twitterで最もいいねをもらったやきもの ―ざらざらした釉薬・石目焼―

横山美術館の図録の話―2020年〜2021年刊行分―

横山美術館の図録の話―2019年刊行分―

横山美術館の図録の話―2017年〜2018年刊行分―

キラキラ光る金盛―オールドノリタケの花瓶を見る―

「幻の陶磁器」とよばれたコラレン

カラフルなグラデーションに、何やらキラキラ光っているトップの写真。 これらはコラレンといい、製作期間が短かったことなどから「幻の陶磁器」とも呼ばれています。 このコラレンをまとまって見られる美術館は、横山美術館以外にほぼない……といっても過言ではないかもしれません。幻の陶磁器と呼ばれるだけあります。 その美しさをじっくり見ていきましょう。 ■コラレンについて、5分でさくっと知りたい方はこちらの動画をどうぞ。 ※音なしでもご覧いただけます。 コラレンとは 今から100年

Twitterで最もいいねをもらったやきもの ―ざらざらした釉薬・石目焼―

当館のTwitterで過去最も「いいね」をいただいたツイートは、2020年10月8日に石目焼(いしめやき)について投稿したものでした。 普段は2ケタいったらいい方なのですが、このツイートは198いいねをいただきました。 淡い水色と花鳥の取り合わせに、心が和む方もいらっしゃったのかなと思います。 石目焼とは 竹内忠兵衛「石目焼花鳥図花瓶」 明治時代中期~後期 石目焼は名古屋生まれのやきもので、その名の通り表面が石目のようにざらざらとしています。海外ではシャークスキン(サ

横山美術館の図録の話―2020年〜2021年刊行分―

こんにちは、横山美術館です。 本記事では、2020~21年に当館が刊行した図録4冊についてご紹介します。 ※本記事で紹介するものも含め、当館刊行の図録はすべて上記サイトでお買い求めいただけます。 京焼 その技が歴史をつくる 2020年3月に開催した企画展「京焼 その技が歴史をつくる」の関連図録です。 帯山与兵衛「上絵金彩花鳥図花瓶」 青と黄色のグラデーションに目を奪われます 江戸時代の京都では、雅やかな文化と精緻な技に培われた品格ある陶磁器が生まれ、つくり続けられて

横山美術館の図録の話―2019年刊行分―

こんにちは、横山美術館です。 本記事では、2019年に当館が刊行した図録3冊についてご紹介します。 目次から興味のある箇所へ飛べますので、ご活用ください。 ※本記事で紹介するものも含め、当館刊行の図録はすべて上記サイトでお買い求めいただけます。 超技の世界 ―瀬戸焼・美濃焼・名古屋絵付など― 2019年1月に開催した企画展「超技の世界 ―瀬戸焼・美濃焼・名古屋絵付など―」の関連図録です。 川本桝吉「盛上切子型大花瓶」(瀬戸焼) 明治・大正時代、驚くほどの技巧を凝らし

横山美術館の図録の話―2017年〜2018年刊行分―

こんにちは、横山美術館です。 当館は2017年の開館以来、現在(2021年5月)に至るまで、11冊の図録を刊行いたしました。 noteでも刊行した年ごとに3回に分けて図録を紹介します。 ですが、続きものではないので、どの記事から読んでいただいても支障はありません。 今回は開館した2017年~2018年にかけて刊行した、4冊の図録のお話です。 目次から興味のある箇所へ飛べますので、ご活用ください。 ※本記事で紹介するものも含め、当館刊行の図録はすべて上記サイトでお買い求め

キラキラ光る金盛―オールドノリタケの花瓶を見る―

こんにちは、横山美術館です。 初回の記事で、横山美術館の最初のコレクションである、オールドノリタケの花瓶について触れました。今回はそれに関連して、オールドノリタケの代表的な技法の一つ、金盛についてお話したいと思います。 オールドノリタケとは株式会社ノリタケカンパニーリミテドは、名古屋市西区に本社及び工場を置く、世界最大級の陶磁器、砥石メーカーです。 ”オールドノリタケ”は、同社が明治期から戦前までに欧米に輸出していた陶磁器のことを意味します。 この呼び方は、1990年代